今の堀之内に何軒か残っている「ちょんの間」という店舗
現在、堀之内のメインストリートを彩っているのは、合法的な営業を行なうソープランドです。
ただ、裏の路地へ入ると、警察の摘発を受けた「ちょんの間」と呼ばれる店舗が、何軒か残っているのを目にします。
川崎の堀之内に位置し、通称「ちょんの間」と呼ばれるお店では、店先にいる女性と交渉した後、布団の敷かれた2・3畳の小さな部屋で性的サービスを受けることとなります。
名前の由来には諸説がありますが、その中で最も有力と言われているのが「ちょっとの間でことを済ませる」というものです。
堀之内が歩んできた歴史
かつて、売春防止法が施行されてからは、この一帯で廃業に追い込まれる売春宿が多く見受けられました。
それまで、赤線と呼ばれたこの地帯では、売春行為は政府によって公認されていました。
また、さらに時代をさかのぼると、「青線」という非合法の売春地帯が存在しました。
そして、「ちょんの間」は、そのほとんどが青線にあった売春宿の名残だと言われてきました。
その後、2005年1月には、神奈川県警による取り締まりが厳しくなり、一掃されることとなりました。
それから使用されていた建物は、レンタルルームなどとして利用されるようになり、近年では、それらの建物を使ってアーティストやクリエイターが活躍しています。
現在の堀之内の状況
そのような経緯もあってか、現在、堀之内の周辺には、風俗店が建ち並んでおり、そのほとんどを占めているのがソープランドです。
その種のお店の前では、店先の女性が、通りすがりの男性に声を掛け、客引きをしている光景を目にします。
そうした「ちょんの間」も、やはり時代の波に逆らうことはできず、他の風俗店にシェアを奪われて、閉店してゆくところが多く見受けられます。
これから風俗店で働くことを希望している方へ
そういう風に、現在では、堀之内の風俗店はほとんど合法的なソープランドなので、ソープで働いて、しっかりとした収入を得たいという方にはおすすめのスポットと言うことができます。
特に、吉原と比較して圧倒的に大衆店の求人数が多い堀之内は、大衆店で気軽に働きたいと考える方に適しています。
同じ時間働いた時の収入を比較すれば、大衆店では、高級店ほどの稼ぎを得ることはできませんが、入店する際のハードルが低いなどのメリットがあります。